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メディア掲載

下野新聞「しもつけ随想」に掲載されました

とちぎ家庭養育推進協議会代表理事が執筆しました

里親としての体験談やファミリーホームでのエピソードなど、様々な活動を語った執筆です。ご覧ください。

下野新聞 令和5年1月18日付 19面 (PDF:497KB)

下野新聞 令和5年2月22日付 17面 (PDF:98KB)

下野新聞 令和5年3月29日付 21面 (PDF:128KB)

下野新聞 令和5年5月3日付 13面 (PDF:530KB)

下野新聞 令和5年6月7日付 19面 (PDF:129KB)

こぼれ話

里子のための進学支援

養育や生活の中で役立ちそうな情報などお届けします♪

 新しい年度を迎え、GWも終わり、今年度高校3年生になった里子、里親さんは卒業に向けて動いている最中だと思います🏫社会的養護のもとで育ったこどもたちの大学等への進学率は全国に比べて大幅に低い傾向にあります。その理由は様々ですが、大きな理由の1つとして費用の問題があります。奨学金制度や授業料の減免など、支援は広がっています。しかし入学後の費用に加え、受験にもかなりの費用がかかります。受験の際の支援として独立行政法人日本学生支援機構の「児童養護施設等の生徒への受験料支援」事業があります。申請受付が始まりましたので興味のある方はご覧ください❗こどもたちの学びたい気持ち、夢を叶えたい想いを社会みんなで応援していきたいですね🤗

 独立行政法人日本学生支援機構のホームページには様々な情報が掲載されています。参考にぜひご覧ください💻

https://www.jasso.go.jp/

ちょっと聞かせて👂

今だから話せるあの頃は…

里親さんのリアルな声をお届けします(^^)/

今回は複数養育経験のあるベテランの里親さんに、養育中の印象深いエピソードを聞きました💡

『思春期の女の子を養育していた時、子どもがある日イライラして3段の衣装ケースを割ってしまいました。分かってはいたのですが、自分で壊したものだからと思い、ずっとそのままにしておきました。その子は家を飛び出してしまうこともありました。帰ってくることを信じて待っていると、必ず帰ってきてくれました。
自立のため出て行く時に「何で衣装ケース買い替えてくれなかったの?」と。私は自分で壊したんでしょと言いながらも、子どもが自立して行った後も衣装ケースは思い出として残していました。そして子どもが帰ってきた時に、こんなこともあったねと笑い合っています。思春期の子、中々言葉では言わないですが、メールや手紙でごめんね、など気持ちを伝えてくれるんです。(ましこさん)』

『小さいころから預かった子はフラッシュバックがあったり、自分で目に砂を入れてしまったり、びっくりするようなことをたくさんしました。私たちにとっては初めてのことだったので、専門書を読んだり、人に聞いたりして勉強しました。注意したくなるようなことも怒らずに受け止めてあげることを心がけました。そうしているうちに小学4年生くらいになるとやっとおさまってきました。とても時間がかかりましたが、そのやりとりがあって家族になれたんだなぁと思います。
もう社会人になり立派な大人になりましたが、最近こんなことを聞かれました。「お母さん、僕のこと好き?」私は今でも多くの子どもをお預かりしています。他の子に嫉妬したのかなぁと思いながら、「大好きだよ」と答えました。(やまださん)』

ご協力いただきましたみなさま、ありがとうございました!
今回、印象に残っているエピソードはありますか?とお聞きしたところ、みなさん、大変だったことはいっぱいありすぎると口をそろえて言っていました。ですが話しているお顔は笑っていて、自立したあともずっと関わっていることが子どもにとってどんなに支えになっているかと思うと、里親さんの想いに感服します。
こんなエピソードもいただきました😊

『里子が産んだ子どもが、孫のようで可愛いのです。事情があってしばらく我が家で預かっていた時、その子が保育園に行き渋りました。夫が車にディズニーのキャラクター人形を乗せ、その人形が話しかけているように、しかもキャラクターの声をまねて保育園に誘うと喜んで行くのです。そんなことをする日々が続き、やがてその子は家に戻りました。
ある日のこと、その子から久しぶりに電話が来て夫と話していました。夫がその時のことを思い出して、「みんなに替わるね」と言ってキャラクターの声をまね「やぁ元気だったかい?」と話しかけると、その子が喜んだので、夫は調子に乗っていくつものキャラクターに声を変えて話しました。ドナルド、グーフィー、プルートそしてミッキーの声真似で話しかけた時、その子が驚いたように言いました。「えっ?ミッキーはここにいるよ…」その子が家に帰る時に、ミッキーの人形をもっていったことを夫は忘れていました。そして、あわてて甲高い声で「ミ、ミッキーの真似をしたミニーよ!」と言っていました。(はたけやまさん)』

保育園の行き渋りなど、ここでグズっちゃうか~😓ってことが多々あると思います。そんな時に先輩エピソードを参考に切り抜けられたらいいですね🍀
TFCは里親さんの養育を応援していますが、ベテラン里親さん達も次の世代の里親さんを応援しています📣困った時は遠慮なく聞いてみましょう!目からウロコなアドバイスがあるかもしれません☆彡

不定期更新

『ハルジオンの花』

いちご縁文庫内にある本の紹介

 朝日新聞Reライフプロジェクトと文芸社が創設した「Reライフ文学賞」第1回受賞作として那須塩原在住の鷹栖律子さん(元里親会会員)の里子を迎え入れて育てた20年間の家族愛をつづった「ハルジオンの花」寄り添って二十年 里子・コウヘイは今巣立つ が長編部門の最優秀賞に選ばれました。特別選考委員をつとめた作家の内館牧子さんはこの作品について「これはもう圧倒される作品でした。本当に素晴らしかったと思います。文章も構成も見事なのです。」と評しています。

 本のプロローグに記してある「命を預かった子どもたちが一人の人として生きていくために私の微力が役立ち、彼らがやがて自分の力で巣立ちの時を迎える。その日のために一日一日を繰り返してきた」という一文に触れたとき、強い共感と❝子どもと関わる❞ということを改めて教えられました。素晴らしい作品です。是非皆さんも読んでみてはいかがでしょうか。
         

機関紙「とちのき」Vol.4より引用

 機関紙「とちのき」Vol.4に掲載しました、鷹栖律子さんの著書がいちご縁文庫にもあります。里親に関心のある方だけでなく、里親登録をされた方、子どもを養育中の方など皆さんに是非読んでいただきたいと思います。

【過去に紹介した本】
『エルファと思い出のはこ』(PDF:482KB)
子どもと生きる・あまえ子育てのすすめ』(PDF:189KB)
ふうこちゃんのたんじょうび』(PDF:229KB)

メディア掲載

下野新聞「気になるとちぎ」に掲載されました

下野新聞 令和4年11月16日付 13面

下野新聞「気になるとちぎ 話題の人に聞く」に栃木フォスタリングセンター長の記事が掲載されました。

下野新聞 令和4年11月16日付 13面」(PDF:217KB)

メディア掲載

下野新聞「日曜論壇」に掲載されました

栃木県児童養護施設等連絡協議会長が執筆しました

下野新聞 令和4年5月8日付 4面  (PDF:215KB)
下野新聞 令和4年6月12日付 4面 (PDF:182KB)
下野新聞 令和4年7月17日付 4面 (PDF:679KB)
下野新聞 令和4年8月21日付 4面 (PDF:182KB)
下野新聞 令和4年9月25日付 4面 (PDF:112KB)
下野新聞 令和4年10月30日付 4面 (PDF:244KB)

毎水曜連載

「社会との接点と連携の展開」

ファミリーホームはなの家 代表 石川 浩子

第8回 おわりに(開かれた養育を目指して)(2)

はなの家では、年に3回程度子どもたちの日常の出来事や成長の様子を知らせる「はなの家だより」を発行している。学校の先生や児童福祉司には手渡しをして、連携の一助としている。はなの家がめざすのは、「開かれた養育」である。養育者が子どもと真摯に向き合うために、養育者自身が支えられていると実感できなければならない。また、子どもも多くの大人から見守られていると実感できなければならない。

開所して5年が経過し、気づけば今日までしっかりと全力疾走!!時折、私自身が息切れしそうになりながらも、支える会をはじめとし、関係する機関やたくさんの方々に支えられ連携しながら、ファミリーホームとしての役割と責任を果たしてこられたと思っている。

季刊「児童養護」2018 Vol.49 No.3 掲載

今回で毎水曜連載は終了となります。今後、新たな連載を計画中です。お楽しみに♪

【バックナンバー】
「第1回、第2回、第3回」(PDF:165KB)
「第4回」(PDF:216KB)
「第5回」(PDF:236KB)
「第6回、第7回」(PDF:212KB)
「第8回(1)」(PDF:210KB)

メディア掲載

「栃木地方自治と住民」5月号に掲載されました。

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栃木地方自治と住民 5月号(PDF)

テレビ・新聞等の
さまざまな地元メディアで
センターの活動が
取り上げられています。