COLUMN
コラム一覧『ハルジオンの花』
いちご縁文庫内にある本の紹介
朝日新聞Reライフプロジェクトと文芸社が創設した「Reライフ文学賞」第1回受賞作として那須塩原在住の鷹栖律子さん(元里親会会員)の里子を迎え入れて育てた20年間の家族愛をつづった「ハルジオンの花」寄り添って二十年 里子・コウヘイは今巣立つ が長編部門の最優秀賞に選ばれました。特別選考委員をつとめた作家の内館牧子さんはこの作品について「これはもう圧倒される作品でした。本当に素晴らしかったと思います。文章も構成も見事なのです。」と評しています。
本のプロローグに記してある「命を預かった子どもたちが一人の人として生きていくために私の微力が役立ち、彼らがやがて自分の力で巣立ちの時を迎える。その日のために一日一日を繰り返してきた」という一文に触れたとき、強い共感と❝子どもと関わる❞ということを改めて教えられました。素晴らしい作品です。是非皆さんも読んでみてはいかがでしょうか。
機関紙「とちのき」Vol.4より引用
機関紙「とちのき」Vol.4に掲載しました、鷹栖律子さんの著書がいちご縁文庫にもあります。里親に関心のある方だけでなく、里親登録をされた方、子どもを養育中の方など皆さんに是非読んでいただきたいと思います。
【過去に紹介した本】
『エルファと思い出のはこ』(PDF:482KB)
『子どもと生きる・あまえ子育てのすすめ』(PDF:189KB)
『ふうこちゃんのたんじょうび』(PDF:229KB)